眉毛植毛、はじめて手術を行う時は、誰しも不安ですね。
眉毛植毛が一般の植毛と異なる点、眉毛植毛手術の全体像、
費用などについて手術前に知っておきたい最低限の情報を、
コンパクトにまとめてみました。
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「眉毛植毛」とは、手術によって眉毛へ植毛を施す、医療行為です。
手術によって毛を別の場所に移植する医療行為である以上、医師以外の者が行うことは禁止されています。
この点で、民間機関でも行える「育毛」や「発毛」との区別がなされています。
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植毛は、なんらかの理由により失われた毛を植えつけて増やすことですが、これは、ナイロンや塩化ビニルなど原料とする毛髪素材を自分の毛の間に植えつける「人工毛植毛」と、後頭部や側頭部などの自分自身の毛を薄毛の部分に移植する「自毛(生毛)植毛」の二通りに分類されます。
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このうち、「人工毛植毛」は、人工毛に対して皮膚が拒絶反応・異物反応をおこすことによる炎症や発疹の懸念があります。また、現在の技術では、人工毛は寿命が2年程度と短く、せっかく植毛したにもかかわらずいずれは抜け落ちてしまうため、手術が複数回となり費用負担も膨らむことになります。
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「自毛(生毛)植毛」の手術においては、比較的毛の多い部分から毛根ごと髪の毛をとり、専用の植毛針を使用し、通常数百本程度を眉毛に植えていきます。もともと自分の毛である自然毛を眉毛に移植することになるので、拒絶反応の心配もなく、また植えた毛のほぼ9割以上はそのまま生着し、自分の毛として、その後も伸び続けます。
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眉毛植毛では、以上の理由により、事実上「自毛(生毛)植毛」手術を行うことになります。
- 眉毛植毛の手術においては、まず後頭部などどの部位からドナーとなる毛髪を採取するかを決定後、局所麻酔により、ドナーを採取します。ドナー採取後、その部分はすぐに縫合します(ちなみに、縫い縮めた跡は、ほとんど目立ちません)。
- 採取されたドナーを植毛できるレベルまで細かく分ける「株分け」を行い、数百本程度の眉毛植毛手術に移行します。
- 眉毛植毛の手術は移植本数も多いため、通常は複数名によるチーム体制での手術となります。
- 手術中は麻酔により痛みも全く感じることはなく、また手術時間も通常は1時間程度で終了します。
- 眉毛植毛の手術後においては、生着した毛は自毛とまったく同じですので、最終的には特別なアフターケアは不要となります。
まず、手術後2週間くらいは、毛流にちゃんと沿っているか、腫れの具合はどうか(一時的であり、
すぐ引きます)などについて、術後の経過観察が必要となります。
- 部位をぬらさないようにするため、術後3日間は洗顔やシャンプーを控えます(手術部位を濡らさ
ないように十分注意すれば、手術日当日の入浴は可能です)。
また、抜糸は通常、術後7日目に行われ、抜糸の翌日から洗顔やシャンプーができるようになります。
- 眉毛植毛に限りませんが、一般的に植毛した毛のほとんどは、1か月以内に一時的に抜けてしまいます。
しかし、毛根は活きているので、数週間で抜け落ちた毛が正常な毛周期に入り、再び生えてきた後は、だんだんと眉毛は長く濃くなっていきます。
なお、眉は血流のよい場所で短時間で血管につながることから、比較的毛が抜け落ちることの少ない部位です。
- 眉毛植毛でおぼえておきたいのは、後頭部など自分の身体とはいえ別の部位から毛髪を採取しているため、もともとの部位が持つ毛根の性質自体もそのまま移植されてしまい、通常の眉毛と異なり、植毛した眉毛はそのまま伸び続けることになります。
したがって、眉毛植毛後は伸びた部分のカットによる定期的なメンテナンスが必要となります。
- 眉毛植毛手術では、通常、基本手術費に自毛植毛費(植毛本数により変動)、それに消費税を加えた合計金額となります。
- とりわけ自毛植毛費部分は、植毛する本数によって金額が変わってきますが、通常はおよそ数十万円程度の合計金額が必要になります。
状況により金額幅も大きく変わってくることから、事前に自分の症例を踏まえて、個別に確認していただく必要があります。
- 眉毛植毛手術は病気の治療ではないことから健康保険は適用されず、全額自己負担の
自由診療(保険外診療)となることは、おぼえておきましょう。
- 眉は外見的にも、その有り様ひとつで顔の印象が全然異なってくる、いわば顔の全体バランスを
とるための重要なポイントとしての、役割を果たす部分です。
- 眉毛植毛手術は、毛流などについて頭髪以上の繊細な配慮が必要とされる手術であるといえ、事前の十分な情報収集が必要です。
- 眉毛の状態や個人的な要望、手術費用や術後のアフターケア体制などについては、個別の相談受付やカウンセリングを行っているところが大半です。
まずは、植毛を専門とする症例経験と手術実績の豊富な複数の医療機関に対し、個別の質問・相談を納得のいくまで行ったうえ、比較検討後に決定することをおすすめします。